PRODUCER

生産者のご紹介

FOODS

こだわりの食材

特産物

日本海から瀬戸内海にまたがる広大な兵庫県では、各地域それぞれに独特の特産物があります。米や農作物に始まり、豊かな海産物、素麺や味噌・醤油などの加工品、五国の個性ある日本酒にいたるまで、多種にわたり品質の高い特産品が揃います。

丹穂めん

丹波市の井上農園が、自家製の減農薬コシヒカリを使って開発した米粉麺。アレルギーのある子どもの保護者らに試食をしてもらいながら改良を重ね、商品化されました。鉄板焼「心」では、生産者の思いや現場を知るため同農園を訪問し、田植えや稲刈りをおこないました。

ひまわり油

佐用町では、100万本を超える大輪が見頃を過ぎた後、大量に採取できる種を活用。自前の搾油所で生産した油は、安心・安全・天然・ノンコレステロールです。

玄米シート

古代米の玄米を水に長時間浸し「発芽玄米」にしたものを原料にし、お餅に加工して平たく伸ばしたもの。アイデア次第で色々な食べ方を楽しめます。

播磨そうめん播磨喜水

香り豊かな最高級品質の粉、厳選の天然塩、冷たく澄みきった播磨の名水にこだわり、小麦の香りが広がる忘れられない味わいと、自慢の喉越しの良さが特長の太麺の手延べそうめん。やさしく偉大な母なる播磨の大地のように包容力と奥行きのある食感が印象的です。

芽かぶそうめん

鳴門海峡産の芽かぶを地元の漁師から直接仕入れ、麺に練り込む芽かぶそうめんは、昔ながらの職人の丁寧な手仕事で12工程・約40時間をかけて作られます。あざやかな翡翠色の麺で、噛めば噛むほど口の中に磯の香味が広がり、従来の白麺と比べ、シコシコした食感です。

もち麦麺

福崎はもち麦の産地として全国に有名です。もち麦は、灰分が多く、高タンパク・高ミネラルで、コレステロールを低下させる働きがあると言われるβグルカンを多く含んでいます。もち麦麺は、一見するとそばのようですが、食べてみるとコシのあるうどんのよう。もち麦独特の香ばしい風味、コシの強さ、舌ざわりの良さがあります。

淡路の生パスタ

小麦粉に卵などを練りこんだ生地で作られる手打ちパスタ。兵庫県産「赤穂の塩」、淡路島契約養鶏場から届く新鮮卵など、原料にこだわり、淡路島の温暖な気候の中で妥協しないパスタ作りを行っています。他では味わえない風味豊かなモチモチ感が特徴です。

弓削牧場のチーズ

弓削牧場の乳牛は、他の牧場では見られない独自の飼育方法で、ストレスなく健康に山肌で育てられています。その乳牛の生乳を使い、長年の試作を繰り返し完成されたチーズには、3種類の複合乳酸菌が使われています。どのチーズもそれぞれの個性とコクがありながら幅広い層に好まれる味に仕上がっています。

須磨海苔

兵庫県は日本でも有数の海苔生産県です。その中でも特に美味しいとされるのが、この須磨海苔。須磨~明石で採れる初摘み海苔を厳選し、熟練の職人が焼き、味付け加工します。肉厚なのにやわらかく栄養も豊富で、老若男女を問わず幅広い層に人気があります。

鳴門わかめ

渦潮でおなじみ鳴門海峡の激しい激流で育ったわかめは、しなやかさと強いコシがあります。鮮やかな緑が目に美しく、食べてみると肉厚で生き生きとした歯ざわりがあり風味豊か。また、“海の野菜”と言われるほどビタミンやミネラル、カルシウムが豊富です。

龍野の醤油

鎌倉時代、禅僧覚心(法灯国師)が宋から径山寺(きんざんじ)味噌の製法を修得して帰国、この味噌のたまり液を食物と共に煮ると良い味の料理ができることがわかりました。これがたまり醤油の起源です。覚心は播州東光寺を開山し龍野に製法が伝えられました。江戸時代、龍野で、淡口醤油を円尾孫右衛門が造り出し、素材の持ち味を生かす醤油として好評を博しました。

蝶のしずく

世界初のチョウザメから作られる魚醤。魚醤にありがちな独特の臭みやくせがなく、麹と塩だけで自然発酵・熟成させた上質な旨味と高機能な栄養素に富んでいます。肝臓の代謝を良くするタウリンや、生活習慣病の予防に効果があるとされるカルノシンなどを多く含みます。つけ醤油や隠し味としてはもちろん、米や魚料理によくあい、「魚醤」というカテゴリーを超えて広く利用ができる調味料です。

誕生の塩

「誕生の塩」は、豊岡市竹野町竹野の「誕生の塩工房」で作られる天日干し塩です。「日本の渚百選」にも選ばれる竹野浜の海水のみから、1週間〜10日かけて作られます。じっくり煮詰めて結晶の大きな塩を作ることで、辛味の中にもまろやかな甘みのある味が特徴です。

六甲みそ

大正7年創業。厳選素材を用いた天然醸造の味噌が中心の六甲味噌製造所。赤だし味噌は全国味噌鑑評会で数々の賞をとった逸品です。地産地消の精神から兵庫県産の原材料にこだわった味噌にも力を入れています。芦屋に蔵があるため「芦屋マダムご用達」の味として全国にもファンが多い味噌です。

西脇産金胡麻

西脇市では、「日本のへそ」という西脇市の知名度を生かし平成20年度からゴマ栽培に取り組んでいます。ゴマ栽培に関心のある人が集まり、無農薬・無化学肥料を徹底。健康食品として知られるゴマですが、外国産が99,9%で、国産はほんの0,1%。国産ゴマは大変希少価値の高いものとして注目されています。

但馬特産とち蜜

とち蜜は、但馬地方に多い栃の木に咲く花から採取した貴重なはちみつ。とろっとした独特の濃厚な味が特徴です。神鍋高原、鉢伏高原、氷ノ山、美原高原、蘇武岳、扇ノ山など但馬一円の美しい山の中に設置された巣箱から採取しています。

丹波黒豆茶

丹波黒大豆を粒のまま丁寧に煎り上げた香ばしいお茶です。丹波黒大豆の香りとうまみを引き出した、飽きのこない味わい。黒豆茶は、黒豆に含まれる大豆イソフラボン、目に良いと言われるアントシアニン、サポニン、レシチン、ビタミンEなどの栄養素を摂ることができます。

丹波黒ごま

「丹波黒ごま振興会」が手がける黒ごまは、栽培面積や出荷量などの規模はまだ小さいものの、品質は世界最高レベル。特有の青光が見られるのは、国内では丹波産のみです。成分のゴマリグナンを形成するセサミンは、身体の酸化を防ぎ、老化防止、美容にも効果があるとされ、健康食品としても注目されています。

ふくほのか

小麦粉“ふくほのか”は2005年に命名登録された新品種で、小野市では2003年より全国に先駆けて試験栽培を始め、小野市の“ふくほのか”として、独自のブランドを立ち上げています。小麦粉の性質上粘りや弾力がうどんに適しているため、地粉うどんとして利用されていますが、最近ではお菓子や焼酎にも新しい商品展開がされています。

都美人

米の持つ滋味を味と香りにどう生かすかを課題とし、酒造りの基本である山廃仕込みを創業以来かたくなに守り、時代に媚びない正統派の蔵。山廃と速醸を併用する事により、やや厚味の酒質ながらスッキリとした中にも奥行きの深い味わいを生かし、特に燗上がりのする酒質は昔ながらの酒の神髄との評価を受けています。

小鼓

体にやさしく、本当に美味しいお酒をつくりたい。今までお酒が飲めないと思われている方にも飲んでいただけるお酒造りを西山酒造場はめざしています。俳人・高浜虚子が「ここに美酒あり 名づけて小鼓といふ」と命名した銘柄「小鼓」を軸に伝統を継承しつつも、柔軟な発想を展開しています。

香住鶴

香住鶴は、兵庫県の旧香住町にて古来より伝わる日本酒の製造法「生もと造り」にこだわり、蔵人が一体となって丹念に仕上げ、独特の風味を造り上げています。但馬杜氏のふるさとであり、但馬流生もとづくり、但馬流山廃仕込みを中心に、但馬杜氏ならではの伝統的手法を継承しています。

龍力

播州杜氏の総取締役として酒造に専念してきた本田商店。米の酒は米の味という考えでお米にこだわり続け、日本一の酒米「兵庫県加東郡特A地区産山田錦」を使用しています。いつまでも米と水と杜氏の技術にこだわり、清酒「龍力」を醸造しています。

福寿

清酒「福寿」を作る神戸酒心館は、灘・御影郷にある神戸を代表する酒蔵。日本の名水百選に選ばれている「宮水」、兵庫県で育まれた最良の原料米を使用し、「箱麹法」と言われる完全手作業の麹造りを行っています。昔ながらの手造りの原理を再現した新しい設備と、人の手で行う酒造りの技を併せ持っています。

丹波立杭焼

日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。当初は、壺や甕(かめ)・すり鉢などが主製品でしたが、江戸時代前期に茶器類に多くの名器を生み、後期には篠山藩の保護育成により、各名工が腕を競って、丹波焼の名を高めました。太平洋戦争などの苦境を乗り越え、現代へ受け継がれた丹波焼は、食器・花器等の民芸品を中心とした作品が作られています。1978年、「丹波立杭焼」の名称で国の伝統的工芸品指定を受けました。

書写塗

1585年(天正13年)に豊臣秀吉により滅ぼされ紀伊の国から播磨へ逃れた僧の一部が漆塗の技術を持っており、もともと播磨の国にあった技術と融合した事から「播州書写塗」が誕生したと言われます。その後、その美しさが全国に知られるも明治維新を境に途絶え、現在の書写山円教寺には当時の漆器が数点残るのみとなりました。 そこで岡田道明氏をはじめとする職人が集まり、文献を基に見事に現代に復活させました。

赤穂雲火焼

大島黄谷の亡き後、歴史に埋もれ幻の焼き物とされてきた雲火焼を、作家の桃井香子さんと長棟州彦さんが現代に復元し、今では「兵庫県伝統的工芸品」に指定されています。